どら焼
小豆にこだわり、さらにおいしくリニューアル
しっとり柔らかい生地と、なめらかで粒残りの良い餡をお楽しみください
【なごみどら焼 粒餡】
北海道十勝地方の契約農場で収穫された小豆を使用。
小豆の風味を生かし、なめらかに仕上げた粒餡は、しっとり柔らかな皮とよく合います。
【なごみどら焼 栗】
小豆の風味を感じられる瑞々しい粒餡と、しっとりとした生地によく合う、丹念に柔らかく炊き上げられた甘露栗が魅力です。
素材のこだわり北海道十勝地方の小豆を使用
日本有数の小豆の産地である北海道十勝地方。
小豆の生育に適した環境の中、指定農場で大切に育てられた小豆は、安定した品質で、ふっくらとして色つやがよい仕上がりです。
「銅鑼焼き」の由来とその趣
⼩⻨粉に鶏卵や砂糖を混ぜ、ふんわりと焼いたパンケーキ風生地の二枚の皮で餡をはさんだ焼き菓子の 「銅鑼焼き(どらやき)」。その由来は一般に、形が打楽器の銅鑼(どら)に似ていることからついたという説が有力です。
そのほか異説として、武蔵坊弁慶が⼿傷を負った際、⺠家にて治療を受け、そのお礼に⼩⻨粉を⽔で溶いて薄く伸ばしたものを熱した銅鑼に引き、丸く焼いた生地で餡子を包み、振舞ったことが起源とも言われています。
ところで、江⼾時代の随筆「嬉遊笑覧」には「今のどら焼は⼜⾦鐔(きんつば)やきともいふ」という記述があり、
「どらとは形⾦鼓(こんぐ)に似たる故鉦(どら)と名づけしは形大きなるをいひしが、今は形⼩くなりて、⾦鐔と呼なり」
とも書かれております。現在は素材も味も全く違うどら焼・きんつばは、かつては同じものであったこと、その中でも大きいものをどらやき、⼩さいものをきんつばと呼んでいたことがわかります。
さらに、江⼾期のどら焼きは、卵を加えず⼩⻨粉の皮一枚を使って餡子を包み、四角く折りたたんだもので、側面は餡子が見えていたため、その見た目は現在のきんつばに近いものではないかと推測されます。
現在のように卵を使ったカステラ生地で餡を挟むようになったのは、明治時代末から大正時代になってからと言われています。
また、関⻄ではどら焼きは「三笠」、「三笠焼」の名で親しまれています。この名は百⼈一⾸にある阿倍仲麻呂の
「天の原ふりさけみれば春日なる三笠の山にいでし月かも」
からきており、奈良の三笠山に出る満月、あるいは三笠山に見立ててその名で呼ばれていると言われています。
ふっくらおいしいどら焼きから、荘厳で重厚な音を奏でる楽器や、稀代の歌⼈が恋焦がれた故郷にそびえ立つ雄大な山の風景を想像するのも、また趣深いものですね。
種類豊富 いろいろな風味が楽しめます
「なごみどら焼 粒餡」や「なごみどら焼 栗」をはじめ、季節限定・イベント期間限定のどら焼など、さまざまなどら焼をご用意しております。
また、しっとりとした生地に、コクのあるクリームを挟んだ「生どら」もございます。ひんやりとしたどら焼です。
2023年春商品「なごみどら焼 桜餡餅入り」
生どら (要冷蔵商品)